Tropical Fruit

From Intercropping Innovation To A Sustainable Farming Community

土壌から始まった挑戦

私たちの物語は、若いコーヒーの苗木を守り、成長初期の1〜3年の間に土壌を豊かにするという、シンプルながらも大切な使命から始まりました。現在では、有機認証を取得したコーヒー農園において、持続可能な複合栽培の一環として、パッションフルーツやパイナップルの栽培も取り入れています。

豊かなミネラルを含む良質な赤色玄武岩土壌と、有機農法によって自然な土壌が保たれているため、これらの果実は健やかに育ちます。その結果、優れた風味と食感を実現し、とくにヨーロッパのバイヤーの間で即完売するほどの人気を誇っています。

農家の未来を支える取り組み

標高の低い赤土地域で、高付加価値作物の栽培に苦労し、市場へのアクセスや栽培指導が十分でなかった小規模農家の現状を受け、私たちは地域と連携した支援を始めました。

有機土壌改良や堆肥づくりの無償指導
輸出向け品種の選定アドバイス
持続可能な農業技術の研修
市場開拓や取引の継続サポート

現在では、これらの農家は自立し、当社のエコシステムの一員として、バナナ、パイナップル、マンゴー、アボカド、パッションフルーツなど多様な熱帯果実の専属生産パートナーとなっています。生鮮・加工品問わず、公正な買い取り価格と安定した輸出ルートを誇りを持って保証しています。

2030年に向けて — 共に成長する未来へ

世界市場の高まる需要に応えるため、2030年に向けた私たちのビジョンは以下の通りです。

持続可能な複合栽培モデルをラオスやカンボジアの農家にも拡大

安定した品質と供給を実現する自社栽培エリアの確立

生鮮果実および付加価値果実製品の加工能力の強化

Product Categories

Geographical Origin & Differentiation

産地：ラオス（ハイランドプレミアライン）

標高800～1,300mの玄武岩豊かな高原地帯で有機栽培された当社のバナナは、穏やかな気温、昼夜の大きな温度差、安定した湿度、そして年間を通じた日照に恵まれています。これらの独特な環境により、果実はゆっくりと成熟し、一般的なバナナに比べて皮が薄く、自然な甘みが強く、ミネラル豊富で香り高いバナナに仕上がっています。

産地：カンボジア

Kratie、Kampong Cham、Ratanakiriの鉱物豊富な砂質沖積土壌で育ったこのバナナは、暑く湿度の高い気候の中で健やかに成長します。果実は長くまっすぐで形が揃い、皮は厚く、なめらかで甘みのある果肉が特徴です。成熟すると鮮やかな黄金色になり、国内消費および輸出の双方で高い評価を得ています。